KPM Berlin(ベルリン王立磁器製陶所)は プロイセン王国にて1763年創業。 ザクセン王国のマイセンが18世紀初頭に ヨーロッパで初めて磁器の製造に成功し 現在、日本でも最高級の磁器の代名詞が 「マイセン」という扱いなのに対し 現代ものがあまり流通しないせいか 知名度は低め。しかしドイツ政府が公式に 使用したりという現在でも由緒正しき窯。 特にアンティーク好きには、もっとクラシックな 花絵などにもすぐれた作品が多いので 絵付けの方々にファンが多いようですし 陶板(陶磁器の技法で絵を描いたもの)に 素晴らしいものがあるメーカーです。 |
トピックスはこちらから 2013年春 ALRISHAリニューアル決定! 福島県相馬市の縫製工場さんと 「ALRISHA by SOMA」として 再スタートします。 11月18日 汐留<パークホテル東京>の 「bon bon marche」という イベントの中で初・お披露目を させて戴きました! ALRISHA次回新作シャツを 「顛末記」という形でご紹介。 詳しくはこちら。 rue du ver 始動! 第一弾は国誉め登山の 参加印のバンダナ! 12月7日デビューです。 詳しくはこちら。 ALRISHA第二弾商品 ウォッシュミトン 福島の内職の方から届きました! 送料込\600円にて販売開始! リンクのご希望等 いただける場合は ぜひご一報ください。 |
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19世紀末からのアールヌーボー期 ドイツではJUGENDSTILと呼ばれますが 私はこの時期のKPM Berlinの大ファンです。 うちのテオ君の名前を戴いた Theo Schumuz Baudiss氏もこの時期 ここで活躍していました。 その他の作家にも素晴らしい作品があり このカップもそのひとつ、典型的な アールヌーボースタイルです。 私はこれを手に入れることが 出来るでしょうか・・・。 神のみぞ知る、といったところですね。 |
どうです、この器形の造形と絵のラインが ぴったりとマッチした美しさは・・・。 アールヌーボーは日本の影響や印象派の 絵画のスピリットなどを受け継ぎ 自然の植物などがモチーフにされていますが 「デザイン」という意味では具象的なモチーフと パターン化された図案の微妙なバランスの 美しさが私の「好き」にはまってしまいました。 ・・・欲しいなぁ、これ。 日本でもカップ&ソーサー研究の第一人者 和田氏の1冊目の本等にも載っています。 |
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このころのモデルにはNo.が付き いつデザインされたものかを調べることが できます。このカップは Model No.7133、1902年10月のデザインです。 フォルムをデザインした人と、装飾の絵付けを デザインした人は別々ですが 素晴らしいコラボレーションです。 高さが6cm足らず、デミタスよりもっと小さい位 美しさが凝縮されています。 |
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これまでに売っているところに 出会ったことはありません。 もっと古い18世紀のものほどは 高価ではありませんが、それなりの 価格はします。でもそれ以上に 出会いが有ったら素晴らしい、逆に そうそう出会えるものではありません。 一期一会の縁でもあるかどうか・・・。 |
あまり多くの方が興味を持って 探されてしまうと、ライバルが増えることに・・・。 でも共感していただける方が増えてくれたら 嬉しいことです。 ガレやドームはファンが多く、 美術館など見る場所もそれなりにありますが 同じように、それ以上に美しくありませんか? お好きでしたらぜひメールでも 詳しい方でしたら情報を頂きたいですし 初めて出会う方でしたら僅かな知識ですが 共有いたしましょう。 main@celestelimited.com までご遠慮なく。 |
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